《2007》総会GD

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《2007》総会グループディスカッション
「西山功一先生(オリンピア病院副院長)を囲んで」
   
司会 安孫子季久代 
【白目がぷよぷよして下がった】
 近頃、私の白目がぶよぶよしてきてたれ下がって来るような感じなのです。近所の医師は年齢によって皺ができるのと同じで心配ないといわれてしまいました。今後どうなるのでしょうか。
  眼球の黒目は角膜、白目は強膜ですね。その上に結膜がのっているわけです。白目と結膜は緩くのっかっている状態です。年をとって弛緩してきますと、右を強く見たりすると右にぶよぶよと寄って来るし、またはこすったりしたときや埃が溜まったりした時に、浮腫といって水が溜まってぶよぶよしてきたりします。アレルギーのある方はちょっとこすってもなります。

 普通は結膜がぶよぶよしてもあまり心配はいりません。ところが結膜弛緩症といった症状のことが最近いわれるようになりまして、下瞼と黒目の隙間に結膜が
かぶさってきますと、違和感があってごろごろしたり、涙が出る道が塞がれるので、涙も多く出たりする状態をいいます。症状が強い場合は、結膜をちょっと切るといった手術もありますが、そんなにひどくなければそのまま様子を見るだけでいいと思います。あまり心配はいりませんよ。

【光が走る】
 もう2年ぐらい前からなのですが、時々光が目の前を走ります。赤く見えることもあり、光視症といわれました。目のまん前とか横から火の玉のように飛んできますが。
 目の中で感じるというより、視神経が感じる、つまり頭の中で感じている可能性があります。よく網膜剥離の前ぶれで光が走るといいますが、これも光視症といいます。この場合の症状は目の周辺部の硝子体が網膜を引っ張るのですが、大体決まったところできらりと光る、目を動かしたときに同じところで光るようです。

 時々ふわっと蛍が飛ぶような光ですとか、周りできらきら光るようなのは、典型的なのは閃輝暗点といって、片頭痛と一緒に起きる症状がありますが、それも頭で感じているのです。片頭痛の起きない場合も多くあります。しかし片頭痛もなくふわっと起こるだけならあまり心配はいらないでしょう。

 どうしても気になるなら、CTやMRIを撮って検査してもらう方法もありますが、視力の変化もなければ心配はいりません。
【低眼圧緑内障といわれた】
 私は強度の近視で、その上低眼圧の緑内症といわれました。0.1の視力で、視野が中心近くまで欠けています。食い止めるために2年前からミケラン、キサラタンを使っていますが、角膜に傷がついたのか、ゴロゴロしてきました。それで薬をやめました。今はレスキュランをいただいています。眼圧は一時12まで下がったのですが、また14になってしまいました。
 眼圧は時により上がった下がったりしますが、目標値は10として、その10の前半に留めておきたいので、12は決していい値ではないと思います。ミケラン、レスキュランは悪い薬ではいと思います。以前のキサラタが合わないようでしたら、同じ列のレスキュランを使って、眼圧を12前後に留められれば、視狭窄もそんなに激しく進むことはないと思います。

 近視の強い方はどうしても網膜が弱く、低眼圧緑内障の方が多いので、私どもも何かよい治療法がないか悩んでいるところです。とにかく眼圧を下げることが第一ですから、薬をしっかりつけていくことと、定期的に視野をしっかり測っていくことだと思います。
【コンピュータ画面で疲れる】
 以前剥離したことがあり、最近、画面を見てする仕事が増えていて、目が疲れます。疲れさせない良い方法はないでしょうか。
 眼を使ったからまた剥離するということはありません。そこは心配なさらないように。ただ眼は乾燥に弱いので、クーラーや扇風機の風が直接顔に当たると、眼が乾いて開けていることが辛くなります。

 眼を潤すような薬、ビタミンB12が入っている薬、ヒアルロン酸の入った眼を潤すような薬をお使いになると良いでしょう。また老視が始まる年齢に近づいているように思われますので、見にくいようであれば、コンピュータとの距離に合わせた眼鏡を調整して使われたほうがうんと楽に仕事はできると思います。無理してしかめ顔で見るよりも、良いと思います。

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